タンパク質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルに続く第6番目の栄養素が食物繊維とはよく言われます。
それに続く、第7番目の栄養素を「酵素」、第8番目を「水」とする研究者が増えています。

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私たちの体内で、酵素以上に重要なものは無いと言えるほど、酵素は大切な働きをしています。

消化・分解・吸収・合成・解毒・排泄のみならず、呼吸にせよ、心臓の拍動にせよ、私達の生命活動は、全て酵素によって営まれているからです。

また酵素は、私達の体内で無制限に作られると思われていたために、栄養学の中で最も研究がおくれてしまい、それよりも、人間が体内で作ることができないビタミンやミネラルなどのほうが研究の対象となってしまったのです。ちなみにビタミンやミネラルは、補酵素と位置付けられるもので、主役はあくまで酵素なのです。

今までは、酵素はタンパク質でできているので、タンパク質を食べれば酵素はいくらでも作られるというのが定説でした。が、最近、「一生につくられる酵素の量は限定されている」ということが判明しました。その限界量を決めるのは、それぞれの人間が持っている一定量の「潜在酵素」と言われるものなのです。ですので、いくらタンパク質をたくさん取り入れても、潜在酵素の量が決まっているので、そこからつくり出される消化酵素の量や、代謝酵素の量もおのずから決まってしまうというわけです。
ちなみに、酵素生産能力は、遺伝子に組み込まれた情報として、一人一人違っています。

と、いうことで、消化酵素も代謝酵素も同じ一つの潜在酵素から作られるので、「消化酵素」として潜在酵素を使ってしまうと、その分「代謝酵素」に回される量が少なくなります。代謝酵素は、身体の悪いところを治す働きをしますので、その代謝酵素が少ないと、その分、病気が治りにくくなるというわけです。ですから、自然治癒力といわれるものの正体は、代謝酵素の働きであり。消化酵素に潜在酵素を使ってしまうことは、自然治癒力をそれだけ弱めてしまうことになるのです。

人間の消化酵素であるアミラーゼや唾液の量について、若い人と老人とを比較した調査がありますが、若い人のアミラーゼの量は老人に比べ30倍ほど多いことが確認されていますし、唾液も老人は若い人の半分ほどに過ぎません。一生に作られる酵素の量に限りがあるのに、毎日、消化酵素と代謝酵素で使われれば、どんどん減る一方です。

さらに、私たちの周りの環境は、昔とはくらべものにならないほど実に多くの酵素を破壊する物質(農薬や添加物などの化学薬品)が増えています。私たちの世代は、親やその前の世代よりも、すでに多くの量の酵素を消費してしまっているうえに、飽食の時代で、カロリーオーバーが当たり前になり、消化酵素を無駄使いしてしまいます。このような消化酵素の無駄使いは、酵素を分泌する臓器のオーバーワークを起こし・その臓器あるいは、その人にとって遺伝的に弱い臓器に病気を引き起こすことになるのです。

病気の時は、いかに代謝酵素を十分働かせるかにかかっているので、くれぐれも消化酵素だけに使ってしまわず、代謝酵素に回せるように、潜在酵素をプールしておきましょう!